今日も朝日新聞より
「何か新しい挑戦をするとき、自然と海外も選択肢に入る。
そんな時代に変わってきたのではないでしょうか」
「わたしが日本を出た理由」-様々な理由で海外に拠点を移した人たちが、日本に寄せる思いを描いた連載に対して、反響があったコメントを載せていました。
確かに時代は変わっていってる気がします。
一概には言えませんが、20代・30代の人たちは、一つの会社で一生働こうと思ってる人は少ないのではないでしょうか。
私が今、働く会社の関連会社でも、20代の人がこの5年で何人も辞めました。
自分のスキルを伸ばせる会社があれば転職する。
または個人で起業する…という時代になってきたのでしょうか。
その中の選択肢に、海外も…というのもアリですね。
「休むために働く」自由な環境
朝日新聞の例に、オーストリアの自動車関連で働く28歳の男性の話しが載っていました。
その男性が勤務する会社は、8時間の残業をすれば、1日分の有給休暇の権利が与えられる。
年間25日の有休が、この残業の振り替えを加えると倍以上になる。
この有給休暇は100%の消化が義務なので、男性も休みをとってはアルプスの山々をハイキングしたり、スキーをしたりして楽しんでいるそうです。
とても、素晴らしい環境だなと思います。
私の会社は中小企業で、有休をとるのも理由が要り、子どもの学校行事以外は休みにくい環境。
私はまだ子供がいるので有休を取れていますが、子どものいない方は自由に有休をとれておらず、でも、有休消化も少し意識していて、今日は仕事量が少ないので、昼から帰るように…と命令されて帰るかんじんです。
この記事とは全然違った環境です。
それを、中小企業で人もいないから仕方ない…で終えて良いのか…日々、悶々としています。
また記事に戻り、欧州は転職もしやすいので、待遇が悪いと思ったらすぐに転職する。
だから給料もどんどん上がっているといいます。
例えば、日本の職場は、育児休暇でも遠慮しながらとる面がありますが、欧州では、
人はもともと休むために働いている
…という認識だそうです。
これです!
休むために働く!です。
ずっとライフワークバランスを考えていて、このフレーズが心にストンと落ちました。
日本人はまだまだこの感覚が少ないのではないでしょうか。
だから、定年退職後を第二の人生と言って、その定年退職後に自由に動けることを夢見て、それまで無我夢中で働く。
もし、ライフワークバランスをとりながら働けると、第二の人生…なんていう言葉も、なくなるのではではないでしょうか。
日本に帰った人も多い
昨秋時点の海外永住者が過去最高の55万人になり、その6割は女性だそうです。
ロンドン在住ライターの40代の女性は、大卒で大手に就職しましたが、上司の雑用も多く、病気でキャリアに空白ができ「日本でやり直せる気がしない」と01年に英国に渡り、語学学校を経て就職。
06年には永住権を取られたそうです。
その人が言うには、日本に帰らない人が他にも多いということ、ただ、海外生活は大変なことも多い。外国が全部いいわけじゃないし、日本に帰った人もいっぱい知っています…とのこと。
日本の企業が、子どもたちが大きくなった時にはもっと変わっていると思いますが、男性も女性も、有給休暇や育児休暇、リモートワークなども含めて、働きやすい社会になっていることを願います。
簡単にはいかず良いことばかりではないとだろうけど、この記事を読み、仕事を海外でする…というのも選択肢に持っていた方が良い…と、子どもたちに話したいなと思います。
英語を勉強するのが嫌で嫌で仕方がないようですが 笑。
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