来月から私立中学校によっては願書を出す時期になりましたね。
長男は、サッカーを最後まで続けて、結果、中堅校の私立中学校に入学しました。
現在、中学2年生です(2023年)。
最難関校は、手に届きませんでしたが、
長男は今のこの中学校で、長男の良さ・能力を引き出し、発揮していただいてると思います。
成績も上の方にいれるので、自己肯定感も下げることなく、楽しんで通っているのが何よりです。
長男の中学受験、詳しくはこちらをお読みください↓。
長男の中学受験①~サッカーとの両立~受験の動機→★
長男の中学受験②~サッカーとの両立~塾の開始→★
長男の中学受験③~サッカーとの両立~いよいよ受験→★
長男の中学受験~1年後の現在~→★
そして、気になる題の「中学受験~サッカーとの両立は可能か~」ですが、
結論からいうと、
最難関中学校を目指すのであれば、最後までサッカーを続けるのは難しい
と思います。
だからと言って、中学受験を決めてすぐに辞めるのではなく、
最後まで続けるのは難しい…ということです。
サッカーでも、週1回の習い事で、本人が息抜きになり楽しく通ってるのであれば、
逆に、ギリギリまで続けた方が良いかと思います。
勉強のやる気には波があるので、
サッカー(サッカーだけでなく好きな習い事)が
勉強のやる気を引き上げてくれることもあるからです。
ポイントは
その習い事を本人が楽しんでるかどうか
です。
楽しんでいるのであれば、ギリギリまで、辞めない方が良いと思います。
ただ、長男がやっていたような、毎週末ごとに試合があるサッカーは、
6年生にもなると、模試と重要な大会が重なり、
大手の塾ではどちらか辞めざるを得ない選択をしなければならないでしょう。
志望する中学校によっては、土曜日や日曜日に、その中学校の対策をする大手塾も多いことでしょう。
長男は個人塾でしたので、そのあたりは融通がききましたが(きかせた)、
サッカーも息抜きではなく練習も長時間できつく、
試合となると一日中で、なかなか勉強する時間はありませんでした。
1日、サッカーをしたとしても、精神的に成熟している子は、
帰ってからでも両立して勉強をできる子もいるかもしれませんが、
ごくわずかではないでしょうか。
休日、朝早くから終日サッカーをして疲れてる小学生の長男に、
帰宅後、今から勉強しなさいと言うのも酷でした。
長男が本気で最難関校に行きたいのであれば、
6年生の夏休み前でサッカーを辞める選択もあり…と思っていましたが、
そこまで勉強に対してやる気も出ず、
サッカーを辞めて、志望校に向けて集中して勉強するのかという本気度も高くなかったので、
うちは、サッカーを続けて両立しようと舵をきりました。
個人塾で融通が効いたとはいえ、模試を受けなければ志望校を決めれないので、
大事な試合と重なることも多々あり、
試合後に時間をずらして受けさせてもらったり、試合を早退したりと、
その点は本当によく頑張ったと思います。
このままサッカーを続けても良いのだろうかと思ったら、
本人のサッカーに対する想い、
中学受験に懸ける想い、
そして、勉強とサッカーを両立させているか、すなわち、
精神的に成熟しているかどうか
を親が見極めて、サッカーをいつまで続けるか子どもと話し合って、
子どもの意見をよく聞いて決めれたら良いなと思います。
最難関校を目指すのであれば、
よほど、精神的に成熟していないと、
2足のワラジを履かせ続けるのは難しいでしょう。
最難関校を本気で目指すのであれば、
サッカーを辞めても、中学受験が終われば、その後ずっと出来るし、
逆に、高校受験がない分、今より打ち込める時期が長いことも言って、
辞めることでネガティブにならず、モチベーションを上げてあげることも出来るかと思います。
まだ、幼い小学生。
皆が遊んでる中、中学受験をすると決めた心。
それを一番に讃えて尊重してあげて、子どもを信じて、そっと見守れると良いですね。
中学受験をすると自分で決めたわりには全く勉強しない長男に、
何度も、中学受験なんて辞めれば良い…と言ってしまった5年生の時。
勉強をしないからといって、中学受験をしようと決めた心に嘘はなく、
大人でも決めたことをずっとし続けるのは難しいので、
小学生が勉強をしない=すぐに辞めたら良い…というのは違うなと気づいたのは、
長男が6年生になった時。
辞めたら良い…と言ってしまうのは、大人の私が、
塾への送迎や勉強しなさい…というのから解放されたいという、私の勝手な心。
とにかく、長男を信じて、
ただ、
自分から辞めたいと言った時は受け入れようと、最終学年で思えました。
それでなければ、親子関係も悪くなるし、何より、
どんな結果であれ、中学受験に挑戦して良かったと思える期間にしたかったので、
最終的には、長男の人生として、
長男のしたいようにそっと見守り、
機嫌よく過ごせるように、
送迎と体調管理に全力でサポートすることを心がけました。
中学受験は、高校受験や大学受験と違って、
親のサポートが全面的に必須ですので、親はかなり大変、
疲弊することも多いかと思いますが、
終わった時に挑戦して良かったと思えるような日を過ごしてほしいと思います。
そのために、親がストレスを発散させることが重要。
子供ばかりみるのではなく、自分の楽しみも見つけながら乗り切ってほしいなと思います😀。
▼中学受験におすすめの本。バイブルように読んでいました。
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