最後の合格発表
今日、長女の高校受験、合格発表でした。
一般試験では今日のこの志望校は合格するでしょうと、学校の先生や塾の先生にも太鼓判をもらっていましたが、推薦試験のこともあり、やはり結果を見るまではかなり緊張しました。
最寄り駅から、一緒に頑張ってきた友達と合流し、私も良く知ってるお母さんでしたので、4人で一緒に発表を見に行きました。
定時より少し遅く着いたため、すでに番号が貼り出されていました。
娘より私の方が先に必死に見に行き、娘の番号を見つけました。
娘に、やったやった!…と言うと、娘もあった?と聞き、2人で一緒に確認しました。
あー、あった。
あー、良かった。
こういう心境でした。
嬉しいのもありましたが、紆余曲折、色々イロイロあったので、心底、ホッとしました。
…と同時に、一緒に見にきたお友達が号泣して、娘の元に駆け寄り、泣き崩れました。
お友達は不合格だったのです。
もともと、そのお友達は1つ下のランクの高校を目標にしていましたが、娘と同じ高校に行きたいと言ってくれ、娘ももちろん、そのお友達と一緒に通えたら嬉しいと、2人で励まし合いながらここまで頑張ってきました。
志望校を変えた後、お友達もグングン成績が伸び、一緒の高校を受験できるレベルまで上がったのです。
娘が推薦試験に落ちた時は、自分のことのようにショックを受けてくれました。
娘が、一般試験に向けて、這い上がってこれのも、このお友達の存在が大きかったです。
2人で一緒に通えることを、私としても強く強く願っていました。
2人は抱き合いながら、何も言わずにずっとずっと泣いていました。
私もそれを見て、娘が不合格の時は、ぐっとこらえた涙も、今日はお友達の背中をさすりながら、涙がこぼれました。
娘をこんなに好きでいてくれてありがとう。
娘と一緒の高校に行きたいと、こんなに頑張ってくれてありがとう。
お友達を抱きながら、何度もありがとう。よく頑張ったね…と声をかけました。
お友達のお母さんも難しいとは思っていたけど、受からせてやりたかったなぁ、辛いなぁと、4人で泣きました。
合格発表を見に来た人たちがほとんどいなくなるまで泣き続け、塾の高校合格者の写真撮影などありましたが、娘はお友達の気持ちを汲んで、行きませんでした。
不合格を経験した娘だからこそ、今、お友達の気持ちが痛いほど分かるのでしょう。
2人で仲良く帰り、学校に報告に行きました。
帰り、お友達は、受けたことを後悔しない、もし受けずにワンランク落としたとして、その高校に受かったとしても、もしかしたら、頑張ってたら受かってたかもしれないと後悔するだろうと。
だから、受けて良かったと、前を向いていました。
素晴らしいなと。
きっと、2人は、この経験を糧に強く強くなるでしょう。
そして、友達が終わるわけではないので、これからも、大切なお友達でいてほしいと思います。
ほろ苦い、合格発表になりましたが、帰ってから、良く頑張ったね。おめでとう…と娘を抱きしめて、しっかり喜びました。
これからがスタート
誰もが良く言いますが、合格はゴールではなくスタートです。
娘も言ってました。漫画に描いていたと。
どこで泳ぐかが大事なのではない。
どんな風に泳ぐかが大事
私からは何も言わなくても分かっていることでしょう。
ここで終わりではなく、この舞台で、どう進んでいくか、これからも夢や目標をもち、自分らしく進んでいってほしいと思います。
合格おめでとう。
やっと終わったー。長かったー 笑。
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