長男の中学受験~お薦めの本~

中学受験

長男は、少年団のサッカーを続けながら2022年に中学受験をして、第一志望の最難関校は無理でしたが、行きたいと思えた中堅校の私立中学校に入学しました。

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長男の中学受験①~サッカーとの両立~受験の動機

長男の中学受験②~サッカーとの両立~塾の開始

長男の中学受験③~サッカーとの両立~いよいよ受験

長男の中学受験~1年後の現在~


受験すると頑張っていても、小学生なので気持ちに波がありました。

勉強しない我が子を見て、イライラすることも多々ありましたが、途中からは、皆がしようとしないこと、またしなくても良いことに挑戦している長男を認めてあげよう…と気持ちを切り替え、出来る限り、勉強のことは口を挟まずそっと見守ること、体調管理に努めました。

そして、親である私がストレスをためてしまうと、子どもにあたってしまうので、ストレスを貯めないようにしました。

受験のことを考えない時間をつくりました。


それは、仕事でも良いかと思います。

好きなドラマを観る。
ママ友に会う。
ピアノを弾く。
本を読むetc.

自分のための時間を意識しました。

また、この地域では、中学受験に熱心な地域ではないので、情報を何かしら得ることも大切で、何冊か常にそばに中学受験に関する本を手元に置き、バイブルように読んでました。

その中で、良く読んでいたお薦めの本を紹介します。

「中学受験 6年生の親がすべきこと 53の悩みにお答えします」


重要な6年生になって何をすべきか、役に立った本は
中学受験専門カウンセラー 安浪京子さんの
「中学受験 6年生の親がすべきこと 53の悩みにお答えします」
です。

常に持っていたので、ボロボロです 笑。


仕事の休み時間に、よく読んでました。

6年生の1年間に親ができることが分かります!

第一章 塾の新学年 2月~3月

第二章 6年生のスタート 4月~6月

第三章 夏休み 7月~8月

第四章 模試と過去問の嵐 9月~11月

第五章 受験直前期 12月~1月

第六章 受験学年に入る前 番外編

親からの質問形式に応える形で、その時々によって、やるべきことが分かりやすく書かれています。

今は、夏期講習を申し込みが始まっている時期でしょうか。

受験生はほぼ強制ですね💦。

例えば、もうすぐ、夏休み。

その時期の質問で
「夏休みはどう過ごせばよいでしょうか」
には、上位クラス、中位クラス、下位クラスによってアドバイスを変えています。



上位クラス(四谷大塚の偏差値で60以上)
→夏期講習での全分野総ざらえが有効

中位クラス(四谷大塚の偏差値で45~59)
→重要かつ弱点分野の補強が必要

下位クラス(四谷大塚の偏差値で45未満)
→もし予算が許せば夏期講習には参加せず、個別指導や家庭教師と一緒にお子さんの能力に合うスケジュールを立てましょう。


こんなかんじで時期ごとの悩みに沿って応えているので、その時期に合った質問・回答をよく読んでいました。

「中学受験で超絶伸びる! 受かる家庭の習慣」

2冊目は
「中学受験で超絶伸びる! 受かる家庭の習慣」
たなかみなみさんの本です。


4コマ漫画もあり、とても読みやすかったです。

お子さんが「塾に行きたくない」と言った時の親の言葉がけなど、具体的に分かりやすく書かれています。

ひたすら待つことが大事のようです。

一読して頭に入れておくと、子どもがこういう風な時は、このように言葉かけしよう、こんな風に対応しようなど、参考になるかと思います。

「最強の中学受験 「普通の子」が合格する絶対ルール」

3冊目は、また安浪京子さんの
「最強の中学受験 「普通の子」が合格する絶対ルール」
です。


1章 成績は「入試直前でも」上がる! 「なかなか伸びない子どもの成績」という悩み

2章 なぜ、うちの子は勉強しないの⁉「子どものやる気・集中力」という悩み

3章 1点に一喜一憂 すべての受験親子は感情の起伏が激しい「親子バトル・親子関係」という悩み

4章 メディアからは見えない魅力的な学校、知っていますか「志望校選び」という悩み

5章 合格に導くための絶対ルール「ゆれにゆれる親のメンタル」という悩み

中学受験を控えた親の悩みに対する答えが書かれています。

例えば、第2章の

うちの子の成熟度はどれくらいかな…という解説で、

成熟度の高い子は、「勉強しなしさい」と声をかければ、勉強できる子です。

成熟度の中ぐらいは、いわゆる普通の小学生。「勉強しないといけないな」ということは分かっていて、言われたことはやるタイプ。

「うちの子、幼いなぁ」と親が感じるタイプは成熟度の低い子です。こういう子は、やりたくないことはやらないし、やらせようとすると反発します。

タイプに分けていますが、成熟度が高くなくても素直な子は伸びると続いています。

この言葉にどれだけ励まされたことか 笑。

「素直かどうか」は、受験塾に入塾さる際も、先生に聞かれました。

一番に聞かれたので、どういう意味か分からず、「素直な方だと思います」…と答えると、「それが一番!」と言っていただいたのを思い出しました。

勉強に限らず、スポーツや音楽に関しても、人のいうことを素直に聞ける子は伸びるんじゃないかと思います。

ある程度、大きくなれば、聞くだけでなくて、そのアドバイスを自分なりに解釈して、考える力も必要かと思いますが、子どものうちは、まず「聞く」ことが大切だなと思います。

あとは、「第一志望校に合格できる子は、全受験生の約3割です」という言葉。
なので、「第2志望もなかなかいいね」と伝えておくということです。


うちも、第一志望はとても難しいと感じていましたので、今、通っている中堅校の私立中学校を決して、第2志望ということを言わないようにしていました。

そこも、行けるといいね。と第一志望と引けを取らず、良い中学校だということを常に話していました。

それについて、本にもこう書いていました。

第二志望や第三志望の学校に行くことになったとき、「失敗だった」と思うのではなく、子どもが前向きに結果をとらえられることが大切だと。

意外と、子どもは第一志望の学校に落ちてもケロっとしているものなので、親が落ち込まないようにすることが大切とも書かれていました。


どの学校に行くことになったとしても、何年も勉強して行くことになった学校が、素晴らしい学校だと前向きに通ってほしいとずっと思っていました。

親の些細な言葉がけや行動など、とても勉強になりました。

そして、この本では、
お子さんがいつか「あのとき、中学受験をさせてくれてありがとう」と心から言ってくれるような中学受験になることを心より祈っています。

…と最後に書かれています。



当時の私は、この言葉にとてもジーンとしたのを覚えています。

ある時期、勉強しない我が子にイライラして何度も「勉強しなさい」と怒ったこともありますが、この言葉が全てだなと。

終わった時に、頑張って良かったな…と親子で思える中学受験にしようと気持ちを切り替えました。

もしかしたら、この努力が報われないかもしれない。

それでも、努力したことには意味があったと思える中学受験にしよう。
サッカーをしながら、誰もが挑戦するわけでもない受験に挑戦しようとしている長男の気持ちを尊重しよう。
そして、全力で応援しよう。サポートしよう。

…と、考え方を変えさせてくれた本でした。

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