長男の中学受験③~サッカーとの両立~いよいよ受験

中学受験

▲受験が終わったら「おつかれさま」旅行に行こう!!!

受験前の冬休み

長男が受験を始めたころに目標としていた最難関校は、
学校の成績表や登校日数などが必要で、忙しい中恐縮でしたが、
先生に記入してもらうために、12月に入ってすぐにお手紙を書き、
書類一式用意したものを、長男から学校で手渡すことにしました。

直接、私が学校に行くべきか悩みましたが、
先生も通常の業務で忙しくされていて、
中学受験は業務外のことをお願いすることになるので、
お伺いして時間をさいてもらうのはやめておきました。


冬休みに入り、塾の先生と長男も含めて懇談をし、
当初の目標であった最難関校と、行きたいと思う中堅校の2校に、
出願することにしました。


中学受験は、学校のサポートがないので、スケジュールなどは、
塾の先生もサポートしてくれますが、
保護者がしっかりと把握しておかなければならず、
特にこの出願時期は、し忘れたことはないかと気をはって過ごしていたと思います。

前回も書きましたが、
私としては、サッカーを最後までやり通し、
出願出来ることが何より感慨深かったです。

冬休みも、サッカーの試合や通常の冬期講習、お正月特訓などもあり、
長男は、本当に忙しい毎日を過ごしていました。

相変わらず、勉強は塾に行った時のみで家ではくつろいでいましたが💦、
もう私の方からは特に何も言わないようにしていました。

受験1週間前

このあたりの私立の中学受験は、毎年、1月の第2週か、第3週の土曜日です。

3学期が始まり、感染症対策として、学校を休む子もいるようですが、
長男にいたっては、学校を休むどころか、
1週間前のサッカーの試合も行ってました。

さすがに、それは休んでも良いのではないかと思いましたが、
普通に、試合に行く…と言うので、長男の意思に任せました。

その日、試合を観ながら、
来週の今ごろは試験を受けているころだな…
よく頑張ったね…
怪我をしませんように…
とひたすら祈りました。

頭を打ったり、手を骨折したり(足は良くても😅)して、
受験の機会を失ってしまったら、今まで何のために頑張ってきたのやら…

普段とは違った観点で、祈るように試合を観ていました。

試合後、初めてコーチに、
私立受験をするために、来週の試合は休ませてほしい
と伝えました。

コーチは、とてもビックリしていました。

休むことなく練習や試合に来ていた長男が、
私立受験を考えていたこと、
勉強に興味のなさそうな長男が受験に向けて頑張っていたこと(笑)、
それでも最後は、激励して下さいました。

試験当日

受験まで、学校も休むことなく、
いつも通りの1週間を過ごし、試験当日の朝を迎えました。

体調万全で迎えられることに、ホッとしました。

午前は、第一志望である最難関校へ、午後から、行きたいと思える中堅校の受験予定です。

電車で、長男と一緒に向かいました。

電車の中では、親子で必死に最後の勉強をしている人や、友達と教科書を読んでる子など、
受験生だろうなという子が大勢いましたが、
長男は、電車に乗ることもあまりないので酔ったら困る…と
窓の外を見ていました。

塾の先生方が、門に入る前にズラリと並んでいました。

長男は個人塾でしたので、激励されている生徒たちを横目に、足早に入口の方に向かいました。

いよいよ、保護者の見送りはここまで…というところで、
少し緊張している、普段より口数の少ない長男と別れましたが、
その背中を見送りながら、涙があふれてきました。

あ~色々あったけど、良く頑張った…に尽きるな。

実力では、この学校に及ばなかったけど、
受けないという選択肢は長男にはなく、
挑戦するまでサッカーと2足のワラジを履きながら頑張ったことを、
心から認めてあげよう。

例え、結果がダメでも、挑戦したことに悔いはないなと。

試験が終わる時間に、朝、分かれたところまで迎えに行きました。

早く出ておいで、そうでないと午後からの中堅校の試験に間に合わないと声をかけていたので、
すぐに出てくるだろうな…とは思ったけど、
長男は1番に出てきました(笑)。

上靴をカバンにしまうことなく肩のあたりで持って、
太陽の光にあたって眩しいのもあり、
走りながら出てきた時は、スポーツ選手そのもので、めっちゃカッコよかった(笑)。

この身軽さ、サッカーしててよかった(笑)。

2番手にだいぶ差をあけて、
一番にその学校を後にして、次の会場に向かいました。

長男も思っていたかもしれないですが、
夫婦の間では、中堅校が本命でした。

無事、その日の18時に終了し、長い長い中学受験を終えました。

合格発表

中学受験は、こちらの住む地域はほとんどが、翌日が合格発表なんですね。

そのスピードに驚きました。

また、どちらも、WEBで結果発表で、最難関校は10時、
中堅校は12時以降と、時間はずれていたけど、
12時になって同時に、最難関校から見ることにしました。

WEBで、受験番号を探す形式でしたが、長男の番号はありませんでした。

長男も、試験を受けてる最中から、

なんじゃ、この難しい問題は!!!

これは無理だろうな💦

と思っていたようで🤣、それほどショックではなさそうでした。

逆に、中堅校の本命のほうを見る時の方が緊張していたように思います。

番号を探す準備をしていましたが、
こちらは、受験番号?かID番号を入力すると、パーンと、

「合格おめでとうございます!」

という文字が画面いっぱいに飛び込んできて、あっけなく発表が終わりました(笑)。

家族みんなで見ていたので、全員で拍手をしました!!!

合格おめでとう!!!

長男は平静を装っていましたが、嬉しそうでした。

そしてちょっぴり、
今、通ってる友達と離れてしまうのを実感したのか、少し寂しそうにも見えました。

本当にゴールにたどり着くのだろうかと思って過ごした時もあった中学受験でしたが、
何とか終えることが出来ました。

途中、なかなか勉強しない長男に、怒ってしまうこともありましたが、
なるべく勉強は塾に任せて、遅くに塾から帰宅する長男の体調管理に集中しました。

コロナ禍もあり、電車で通うのもはばかれたため、
塾まで往復1時間かかる送迎を、夫と協力しながら乗り切りました。

自己肯定感を下げないように、
出来ていないことに目を向けるのではなく、
出来ていることに目を向けるようにしました。

小学生で誰もがするわけでもない中学受験に挑戦している長男を褒め、
小さな身体で色んなことを頑張っている長男に、
なるべく機嫌よく過ごせるように意識して過ごしました。

そのためには、母の息抜きも大事です。

その点では、幸い、長男はサッカーを続けていましたので、
6年生では、必然的に役員がまわってきました。

受験と重なり、大変なことも多かったですが、
週末ごとのサッカーの応援で、
母の私も部活に入ってる気分で他のママたちと楽しく話せたので、
良い息抜きが出来ていたと思います。

サッカーにしろ、中学受験にしろ、
こんな経験をさせてもらって、長男に感謝でいっぱいです。

長男からは、私もたくさんのことを学びました。

そして、これが終わりではなく、
新たなステージでゆっくり夢を探してほしいなと思います。

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