長男は、小学4年生の夏から塾に行き始めました(詳細はこちら)。
塾と言っても、最初は、長女と同じ公立高校受験に特化した塾でしたので、まだ、私立受験は視野に入れていませんでした。
本気かどうか分からなかったし、取り敢えず、塾に行ってみようということでした。
塾は、学校と違った雰囲気で、やはり行き始めは楽しいようですね。
長男も御多分に漏れず、とても楽しそうに通っていました。
夏期講習が終わっても、そのまま通いたいというので、続けて週2回通っていました。
中学受験に特化した塾へ転塾
長男は中学受験をしたいという意思をもっていたので、4年生の冬期講習が始まる前に、最終、本気で私立の中学受験をするのか聞いてみたところ、やはりしたい…という答えが返ってきて、それなら、私立受験に特化した塾に転校しなければいけないことを長男に伝えました。
塾の先生と相談するというので、一緒に聞きに行きました。
塾の先生は、私立の受験をするということは、今の生活がこのように変わると、タイムスケジュールを書いて、長男に丁寧に分かりやすく教えてくれました。
そこには、サッカーも続けたいという長男の意思も含まれた、1週間のタイムスケジュールが書かれていました。
私はそれを見て、今のサッカーを続けながらも、私立受験をすることは可能なんだなと思いましたが、同時に、1週間のうち、全く何もない日は平日1日で、その1日も、塾の課題でつぶれてしまうというプランでした。
月曜日・火曜日・金曜日…塾
水曜日…サッカースクール
木曜日…基本何もない(塾の課題)
土曜日…塾の週テスト(午前中)サッカー練習(午後)もしくはサッカー試合
日曜日…試合(時々、模試)
長男はそれを見ながら、表情一つ変えませんでした。
私は、こんな生活が出来るのか、かなり不安でしたが、長男はその生活が想像出来ないのか?、はたまた、想像出来ていてそれでも挑戦したいと思ったのか、
「大丈夫です。私立受験の塾のほうに行きたいです。」…と言いました。
それを聞いて、私も自分の心を決めないといけない、長男がしっかり両立出来るよう、精一杯サポートしようと覚悟しました。
こうして、通常なら、4年生になる前の2月から私立受験の塾に通い出す子が多い中、長男はほぼ1年遅れの、4年生の1月から、サッカーも続けながら、私立受験に特化した塾に通うことになりました。
サッカーと塾の日々
両立が出来るのか不安でしたが、ほぼ個別塾で、個人のカリキュラムを組んでくれる塾に通うことにしたので、その点は融通が利いて(融通を無理やり利かせてもらって)、何とかサッカーを続けながら、6年生の終わりまでやり遂げることが出来たと思っています。
一応、大手の〇〇塾に聞きにも行きましたが、5年生のうちは大丈夫ですが、6年生になれば、週末サッカーをするのは難しい、休むか、辞めるようにしないと、土日はコース対策のような授業が入ってくる…という説明を受けました。
サッカーも続けると決めた長男にとっては無理だなと思いました。
通い始めた時は、サッカーを続けてほしいという気持ちは私にはありましたが、長男の人生ですので、もし、志望校に本気で受かりたい、受験に専念すると言った時は、サッカーも辞めざるを得ないと思っていました。
逆に、受験勉強がしんどいとなった時は、いつでも受験は辞めたらよいと思っていました。
サッカーと両立することに関して、この中途半端な態度が良かったのかどうか分かりませんが、その子のタイプや性格にもよるんじゃないかなと、終わってみて思います。
中学受験と習い事
長男は、受験勉強にバリバリのめり込むタイプではなかったので、6年生の時は、夫婦間では、受験は辞めてもサッカーを辞めさせてはいけない、最後まで続けたものがあるという自信をもって、小学校を卒業してほしいと話していました。
バリバリのめり込むタイプではないというのは、
勉強に集中できるタイプではない
勉強はやらされてる感が強い
かなり多く出された課題だとしても、それを最後までしっかりやりきるタイプではない
…ということです。
今後、また変わるでしょうが、大半の小学生男子は、こんなタイプが多いのではないでしょうか😅。
もし、サッカーの疲れた練習のあとでも、強い意志をもって、勉強に集中出来るタイプであれば、6年生の夏休み前あたりまで両立し、その後、サッカーを休むなどして最難関校でも挑戦できるのではないかなと思います。
また、週1回の習い事ぐらいは、息抜きになって逆に続けた方が良いと思います。
あくまでも、私の見解ですが。
どちらを優先させるか 選択の日々
長男は、課題をしていないと、先生に怒られると💦塾に行くのを嫌がったりしたので、5年生の頃は、受験なんて辞めたら良いと、何回も話し合いましたが、塾の勉強は、みんなが知らないことを学んでるという自負があり楽しいようで、塾は辞めたくないと言い張りました。
最後は、自分の人生に口出しするな…というようなことも言い、夫と、どんなに塾を休んでも、家でやっているようならば、受験を辞めろと言うのはやめよう…ややこしいですが(笑)、本人が辞めると言わない限り、そっと見守ろうと、6年生になる前に、そんなことを話し合いました。
その後は、塾に行くのがしんどうそうな日は、家でするならオンラインで受けようと、サッカーも週末に頑張っていましたので、6年生では臨機応変に対応していました。
みんなが遊んでる中、サッカーや塾で毎日忙しく、肝心の学校に行くのが億劫になってしまっては、本末転倒。
そこを無理やり、塾に行かせても、全てがパンクしそうだと思ったからです。
塾に行ってる時や講義を受けてる以外は、家でほとんど勉強しないという、きっと、最難関校を受ける子からしたら、考えられないような勉強量だと思いますが、長男なりにマイペースによく頑張ったと思います。
こんな調子でしたので、長男は、例え、サッカーを辞めて塾一本にしぼったとしても、勉強をするタイプではないなと思ったので、冒頭にも書いたように、夫婦間では、サッカーは辞めさせてはいけないと話していました。
それでも、中学受験は6年生になると、大事な模試も多くなり、同時に、サッカーも県大会に結びつくような大きな試合が多く、毎週のように長男とどちらが大事かを話し合い、時には、試合や練習の前にテストを受けたり、試合が終わってから模試を受けたり、練習をぎりぎりまでして、早退して模試を受けたりと、毎週毎週、どちらを優先しようか、そんな生活が受験が終わるまで続きました。
中学受験をしようと思った頃は、偏差値73の最難関校を目標にしていましたが、週テストやクラス分けテスト、長男の勉強に対する姿勢などみてても、難しいだろうなと思っていました。
6年生の中頃には、本人も実力が分かってきていたかもしれないですが、長男は決して無理かも…などは言わず、諦めず、淡々と塾に通っていました。
最終、出願するときは、第一志望の最難関の中学校ともう一校、ここなら行きたいと思える中堅校を受けることにしました。
私としては、サッカーを続けながら、出願出来る状況まできたことに感慨深かったです。
中学受験一本で、ずっと頑張っている子たちからすると、かなりゆるい中学受験だと思いますが。。。。。💦
▲バイブルのように読んでいた、中学受験におすすめの本
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