長男の中学受験~1年後の現在~

中学受験

今日、長男の中学校の入学式でした。

長男が私立の中学校に入学してから、1年が経ちました。

早いものです。

1年前の卒業式~入学式

1年前の長男の小学校の卒業式では、6年間、一緒にサッカーをした子たちとたくさん写真を撮りました。

また、試合ごとに、写真好きなママが写真を撮ってくれていたので、たくさんの思い出が形に残りました。

それを、試合後の儀式のように、長男とヤンヤヤンヤ言いながら、見たりしました。

長男の小学校生活は、サッカーの写真だらけです。

そして、1年前の地元の中学校の入学式でサッカーメンバーで撮った写真も、その日にアップしてくれました。

いつも一緒にいた子たちが、真新しい少し大きめの制服を着て、みんなで校門前で撮った写真でしたが、みんなちょっぴり大人に近づき、グンとお兄さんになったように見えました。

長男は、私立中学校に進んだため、当たり前ですが、いつもいたその仲間たちの写真の中にはいません。

私は、毎週のように共に過ごしたその子たちが、制服を着ているのが新鮮で、いつものように長男に、

見て見て。

みんな制服着てるよ!

ちょっと笑うなぁ。みんなお兄さんだね!

…と長男にスマホを渡して写真を見るように促し、

長男も、

おー!

と笑っていましたが、途中から、とても寂しそうな表情になりました。

いつもはこの中にいるはずの長男は、写っていません。

それを実感したのかもしれません。


私立中学校に通うと決めたものの、合格が決まってから口には出さなかったけど、みんなと別れる寂しさもあったと思います。

その表情を浮かべたのを見た時は、この道が正しかったのか、ふと思ったりしましたが、元来、私は、過去を振り返って後悔するのは嫌な性格で、進んだ道を信じるのみ…進んだ道が正しい道…と信じています。

ただ、受験途中は、この道で良いのか本当に悩み、塾の先生に一度聞いたことがありました。


「長男は、私立中学校に向いてますか?」


塾の先生は、少し考え、笑って言われました。


「公立中学校でも充分やっていけます。

きっとどちらでも順応するタイプです。」

…と。

私立中学校しか向かない子もいるらしいです。また逆もしかり。


サッカーのママたちにも合格したことを言った時は、

寂しくなるけど、〇〇くん(長男の名前)ならすぐ順応して友達もたくさん出来るわ

…と、たくさんの人が言ってくれました。

私も、地元中学校なら、知ってるママがたくさんいて、何か分からないことがあればいつでも聞ける友人もいますが、私にとっても長男の通う中学校には知り合いもおらず、不安もありましたが、このみんなが言ってくれた言葉には勇気づけられました。


1年前の長男の入学式後に、たくさんの教材が手渡され、電車に乗って家まで帰る50分ほどの道のり、あまりにも重い荷物を背負っているので、見かねて、私が持つように言うと、いつもならすぐに渡すだろうに、断固としてずっと自分で持っていました。

成長したものだなと思いました。

中学校での様子

翌日から一人で電車に乗って登校です。

反対のホームに降りてないだろうか。
満員電車で人に酔ってないだろうか。
電車の遅延があれば対応できるのだろうか。
電車の乗ってる途中でトイレに行きたくなったら大丈夫だろうか。
友達は出来るのだろうか。
帰りの電車は乗るホームは分かっているんだろうか。
特急ではなく快速電車に乗って帰ってくるだろうか。
疲れ果てて、家までちゃんと帰ってこれるだろうか。

電車に乗るというだけで、キリがないくらい心配したものです。

付いて行きたいくらいでした(笑)。

ただいま!…の元気な声を聞いた時は心底、ホッとしました。

それから1年。

部活はやはりサッカー部に入り、友達もたくさん出来、あの心配はどこへやら。

電車が停まって動かないと分かった時は、違う電車に乗り換えて帰ってきたり、友達と話しこんで、最寄り駅を通り過ぎた時は、きちんと折り返して帰ってきました。

途中の駅で、友達と寄り道して帰ってきたり、友達の家に寄って帰ってきたり…。

良いこと、ちょっぴり悪いことも覚え、ずいぶん成長しました。

何より、楽しそうです。

コースの子たちは、他のクラスも含めて全員知ってると。

地元の友達とも、時々、日程が合えば遊んでいます。

勉強も相変わらず、家でしているのをほとんど見ないですが💦、そこは私学で、放課後に、試験前の補講や、校内の塾のようなものがあって手厚く、学校で勉強を済ませて帰ってきてると信じています。

しばらく塾に通っていましたが、部活も始まり、校内の塾もあると分かり、早々に辞めました。

試験の順位も、コース55人中5位前後で頑張っています。

もし、最難関校に行けたとしても、最下位あたりの順位だと、長男の性格からして勉強に嫌気がさし、這い上がってくることは出来なかったのではないかと思います。

そういう意味では、順応出来るところに道が出来るんだろうなと、今なら言えます。

そして、新学年が始まります。

勉強と部活を両立して、楽しい充実した学校生活を送ってほしいものです。

また少しづつ、中学受験にやっておいたことが良いことなど、あれこれ~書きたいと思います。

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