心理学に興味をもった理由②~次女出産~もしかして発達障害?

心理学


結婚してから再び心理学に興味を持ち始めたのは(最初に心理学に興味をもったのはこちら)、次女を出産し、プレ保育に行き始めた2歳の頃です。

保育園の先生に次女の特性を言われた


このあたりの公立幼稚園は当時は2年保育。

幼稚園に行く前に、長女も長男も別の保育園に週3回ほどプレ保育に行っていたので、次女もためらいなくプレ保育に行くことに。

長女も長男も最初は警戒して、親と離れることにずいぶん泣きましたが、次女は見たことのない玩具などに興味津々。

これは大丈夫そうだな!やったー!!!自由時間だー!!!と思ったものです(笑)。

保育園に行くことにあまり抵抗のない様子の次女でしたが、1週間経ったころ、保育園の先生にお迎え時に呼び止められ、

「○○ちゃん(次女)、家ではどんな様子ですか?」

どんな様子とは???

先生が、言いたいことが少し分かりました。

「どんな様子とは???」そのまま、恐る恐る聞き返しました。


「まだ何とも言えないのですが、○○ちゃん、コミュニケーションがとりにくい…というか…
何か聞いてもそのまま返ってくると言いますか…お家での様子を聞いてみたいなと思いまして…」ということでした。

先生の言いたいことはとても分かりました。

これ…という明確なものはないのですが、長女・長男と違い、次女は人に興味がないというのが印象で、自分の興味をもったものが全て。

近くに同じくらいの子がいようが、もし興味をもったものが他にあれば、視界に入らないのです。


また、興味をもつと、制止しようが突っ走っていき、何かに集中してると話しかけようが返答がない。

目を見て話すと、逸らす。

このあたりは、子どもの特徴とまだ分からないですが、先生に言われて一番気になったのが…

質問するとオウム返し

例えば、りんごが好き?と聞くと「好き」と答える。
りんごが嫌い?と聞くと「嫌い」と答える。


年齢を重ねると、きちんと答えれるようになりましたが、2歳になったころは、聞いた質問に対しておオウム返し。

気にしすぎなのか、何か特性があるのか、分かりにくい特徴もありましたが、先生に指摘されたことにより、納得できたところもありました。


怖いもの知らずで、高いところからも平気で飛び降りる。
高いところにヒョイヒョイと登っていく。

運動神経が良い…ともとれるこの特性。

なので、家の外に出かけた時は、少しの間も目を離せない。

長女・長男もそういうところがありましたので、うちの子は全員、落ち着きがないなと思ってたのですが、次女に関しては、特に、目を離してしまうと怖がらず、興味をもったものが目に入ると猪突猛進といった感じ 笑。


言うことを聞かないというか、興味をもったものに夢中で、他は目も耳にも入らないというかんじです。人にあまり関心がない。


子供の特性でもあると思いますが、次女は特にそういう性質でしたので、先生にそう言われた時もすんなり受け入れられた部分と、みんなそうじゃないの?という受け入れ難い部分がありました。

でも、何人も子どもたちをみてらっしゃる保育の先生にそう言われたので、その晩、私なりに色々とネットで調べると、「発達障害」というワードがよく目に入りました。

友人の子どもが、実際に、小児科でそう判断されたという話しを聞いていたので、冷静に調べることが出来ました。

まず、「発達障害」ではない(次女がそう診断されたわけではない)と否定するのではなく、子どもの特性として受け入れよう…先生にそう言われた事実をプラスに受け止めよう…と考えました。

親が子供の特性を受け入れないと、他の子と比較して、出来ないことに目を向け怒ってばかりになってしまい、子どもにとって一番大事な自己肯定感を下げてしまうと考えたからです。


その晩は、親である私が次女の特性を受け入れ、次女が機嫌良く過ごせる最良の方法を考えようと、決意しました。

市の発達検査へ行く

翌日、市の発達相談の予約を入れ、1ケ月後に親子で行きました。

市の臨床心理士さんによる発達検査をしていただきました。
ちょうど3歳0ケ月の時の結果です↓。

全体的には2歳5ケ月

■姿勢・運動(体を動かす力)…3歳1ケ月
■認知・適応(目で見て理解する力・手先を使う力)…2歳6ケ月
■言語・社会(ことばを理解する力・応答する力)…2歳2ケ月

姿勢・運動が平均より少し良いのはとても納得出来ました。

そして、言語が弱いのも、そういう結果が出るだろうなと思ったものの、やはり低いことにショックでした。

臨床心理士さんからは、その当時「今の声掛けを続けていってくださいね」…という言葉をもらっています。

どの言葉かけを褒められたのか覚えていませんが💦、きっと、禁止言葉を使わないようにしていたので、その部分だったかなと思います。

たとえば、「○○しないと、おやつをあげないよ」→「○○したらおやつを食べよう」

     「走ったら危ないよ」→「車がきて危ないので歩こう」

あとは、とにかく自己肯定感を下げないよう、命に関わる危ない行動以外は、怒らないようにしました。

それは、今でもなるべく心掛けています。

このことは、長女・長男と関わる時も心掛けているつもりです。
(子どもたちはどう思ってるか分かりませんが😅)


次女の特性から、子育てについて熟考するよい機会になりました。

小学校まで通った療育

色々調べて、もし療育に行くなら早めの方が良いというので、プレ保育で通っていた保育園が偶然にも療育にも力を入れていていたので、そのまま同じ保育園の療育のコースに通うことにしました。

丁寧に接してくれるので、今までのプレ保育とほとんど変わらず、次女も最初は楽しそうに通っていましたが、公立の幼稚園に通い出してから、終わった後に、療育に通うのを徐々に嫌がるようになりました。

療育の方でも、特にトラブルもなく、お勉強もついていけていて、どちらかというと、お友達とこれから上手に関われるかが心配で、その点だけでいうと、療育は交友関係を勉強するにはあまり意味がないと私も思うようになり(同じ歳の女の子が少なかったのです)、小学校を入るころに辞めました。

この選択がその当時は正しかったか分かりませんでしたが、現在小学4年生。

勉強も長女、長男に比べて「ん?」と思うことはありますが、極端についていけていない様子でもなく、小学校の懇談でも先生から特に困った様子は聞かれないので、辞めて良かったんだろうなと今は思えます。

心理学に興味をもった理由

本題のなぜ、心理学に興味をもったかは、市の検査に行って臨床心理士さんに接した時に、良くも悪くも、次女のことは私の方が分かる!…と感じたからです。

客観的には、専門家の方が、過去の統計で分析して判断していただけるでしょうが、自分の子どものことは常に接している私の方が分かっている。

それならば、私が心理学の勉強したらよいじゃん…と思ったからです。

一番身近の私が、今後、子どもたちが困ったことが出てきた時に、少しでも心に寄り添えるよう、心理学の勉強をしよう。

単純にそう思いました。

特に次女が「発達障害」など診断されたわけではありません。

子ども一人一人、色んな子がいるその中の一人という感覚、変わった面白い特性を持っているなというのは感じています。

次女の、面白い特性はあるんだろうなという場面はその年齢ごとにあり、また追ってブログに書きたいと思います。

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