以前より好きな長友佑都選手の特集を組んだ番組を、先日観ました。普段、平日は毎日バタバタでテレビなどゆっくり観ることもないですが😂、メンタルの鍛え方など、自分や子供たちにも知ってほしい内容だなと、家事の手を止めて釘付けになりました。奥さんの平愛梨さんへのインタビュー形式でしたが、お互いを思いやり、お互いを高め合う素敵な夫婦ですね。
ネガティブをポジティブに
長友はポジティブだと言われるのはその方法を身に付けることができたから。いわば、「ネガティブをポジティブに変換する術」を長年の海外経験で体得したそうです。
それはまた、誰でも出来るメンタル術と長友選手は仰っています。
いいプレーをするためには批判や重圧を自分の糧にしてポジティブに変えなければならない。
海外でプレーを始めてから、賞賛と批判の双方がすさまじかったようです。
いいプレーをすれば神様のように扱われ、敗戦に直結するプレーをすれば「HARAKIRI(腹切り)」と書かれ、負けた翌日は、ミラノの市内を歩くのが怖く、勝った翌日はまるで英雄のよう。
そうした日々を過ごすうちに、批判や重圧の見方、捉え方を、自分の中で変えられるようになってきたそうです。
批判を受けたり、ミスをしてしまった後、前に進むために重要なことは
まず「HOW」(どうやって)を見つけることです。
人は失敗をするとどうしても「WHY」(なぜ)ばかりを追求してしまう。
なぜ、あのミスをしたのか。
なぜ、あんなことをしたのか。なぜ……。
もちろんそれは大事なことですが、
マインドが「WHY」ばかりになると、なかなか前へ進むことができなくなり、それは、いつまでも「批判」や「ミス」にとらわれているのと同じというのです。
なので、どこかでスイッチを「HOW」に切り替える。
どうすればあのミスを防げるか。
どのように今後取り組めばいいのか。
大切なのはそのスイッチだそうです。
このあたりは、自分はもちろん、子どもたちにも学んでほしいところですね。
年齢はただの数字
私にとって印象的だったのは、日本代表の中でも年齢が高くなり、長友不要論など叫ばれていた中、自分でも諦めかけていたけれども、奥様の平愛梨さんの
「年齢なんて関係ない。年齢はただの数字」
という言葉かけで意識が変わったということです。
年齢が高いからと限界を決めていたのは自分。
諦めようとしていたのも自分。
「年を取ったら衰えるという常識を捨てる」
その年齢という常識をただの数字だから、とらわれないよう変えてみよう
…と意識を変えてみたところ、身体が変わってきて動けるようになったそうです。
思ったら負け。衰えると脳が思った瞬間に身体が反応する。逆も然り。
まずは思わない。限界を作らない。
そうすることで、ポジティブなマインドになっていく。
とても素晴らしい考え方で今後の生き方にも心に留めておきたい言葉になりました。
自分も年齢を言い訳にしてやり残していないことはないか?
時間は限られている。
意識して過ごしていきたいなと強く思いました。
重圧をエネルギーに変えれば、人生が変わる
最後に、つらいことはあるし、壁にもぶち当たるだろうけど、それは本当にチャンスでもある。
それをエネルギーに変えることができれば、あなたは爆発的な成長を遂げることができるのだとも仰ってます。
そのようにして、長友選手は日本代表の座をつかんだんですね。
次のワールドカップも、40代で初めての日本代表選手として、ぜひ出場してほしいなと思います。
ずっと応援します!
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