花粉症は子供に遺伝する?

暮らし

今年は例年より花粉が多い

長女の高校受験も終わり(詳細はこちら)、後は結果を待つのみです。
私のインフルエンザの症状もすっかり治まり、部屋に閉じこもってる間に一気に春めいた季節になり、分厚い布団を洗ってしまおう…ということで、洗濯やインフルエンザ中に過ごした寝室の掃除に追われた一日になりました。

暖かい天気で洗濯日和り、過ごしやすい気温なのは何よりですが、私は物心ついた頃からひどい花粉症です。
昔は、この時期に外に出かけると、夜は眠れないくらい鼻が詰まり息苦しく、おまけに、目がかゆくてかくとパンパンにはれ、喉の奥の方もかゆく、風邪のほうがすっきり治るのでは?というくらい辛い日々でした。

せっかくの春ですが、あまり好きではありません💦。
スギよりもヒノキのほうがひどいので、ゴールデンウィークあたりまで、毎年、油断できません。

例年、こんな調子でしたが、4,5年前から、花粉が本格的に飛ぶ前、1月下旬あたりから2月初旬の症状が出る前に耳鼻科に行き、予防の意味で薬をもらって飲み、点鼻薬も毎日するようにしてます。
日によって、目がかゆくなったり、鼻がムズムズすることはありましたが、寝れないほどひどい症状に悩むことはなくなりました。

今年の花粉は大量飛散が見込まれるところが多いため、ピークの時期も長くなる可能性があるようですね。

花粉の飛散量は前年夏の気象条件が大きく影響するようで、気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の飛散量が多くなるそうです。

2022年の夏(6月~8月)は梅雨前線の活動が弱く、特に6月の降水量は西日本の太平洋側でかなり少なく、日照時間は東日本の日本海側と西日本の太平洋側でかなり多くなり、6月後半から7月上旬にかけて太平洋高気圧が強まり、東・西日本を中心に晴れてかなりの高温となったようです。
そのため、6月に「高温・多照・少雨」となり、スギの花芽形成に好条件となり、さらに、2021年~2022年に花粉飛散量が少なかった地域が多く、スギの木に花芽を形成させるエネルギーが蓄えられていたため、より一層、スギの花芽形成が促進されたようです。

…なので、今年は、花粉が例年より多く飛ぶんですね。

もう、こういうニュースを見聞きしただけで、花粉症の私は憂鬱になっていましたが、予防で早く対策するようになってからは、逆にこういうニュースが有難いです。

花粉症は子供に遺伝する?~うちの場合~

私がひどい花粉症なでの、子供も発症するのではないかとずっと心配していました。

■長女(15歳)…中学生に入ったころから、秋に花粉症の症状が出るようになる。

■長男(13歳)…春にひどい花粉症。小学4年生のころから。予防的に耳鼻科に行くのを面倒がるので、いつもひどくなってから連れて行くと、薬剤師さんに、症状の出る前から薬を飲んだ方が良い…と説教される。
なんなら、ひどいお子さんは、1年中、点鼻薬はしておいた方が良いと、毎年言われます💦。

■次女(9歳)…今のところ、発症せず。ただ、5年ほど前に、長女・長男と一緒に受けたアレルギー検査では、ダニに反応するようで、最近、寝る前に、鼻がぐしゅぐしゅしていることがあるので、その影響かもしれません。

アレルギーは歳を重ねるにつれ変わるようなので、またアレルギー検査を受けてみないといけないかなと思ってます。

夫は、花粉症ではないですが、私が花粉症なので、3人中2人に症状が出てしまっています。

子供に花粉症は遺伝する説

情報はマチマチですが、遺伝と環境という説が多く、ある情報では、両親が花粉症の場合、80%以上の確率で子どもに遺伝すると言われています
さらに、父親より母親の影響を強く受けることがわかっているそうです。
この前、たまたま聞いていたテレビでも、両親が花粉症の場合は60%、片方の親が花粉症の場合は40%でうつる…と言っていました。

環境というのは、親が花粉を体に取り込みやすい生活を送っていると、同じ環境で育つ子どもも花粉症になりやすいらしいです。

たとえば、花粉の季節でも

アウトドアの趣味を楽しんでいる

マスクやメガネを着用する習慣があまりない

洗濯物を外に干す習慣がある

…などが、花粉を体に取り込みやすい生活だそうです。

花粉症を予防するには

■メガネやマスクを着用する

■花粉の飛散量が多い日は外出を自粛する

■帰宅後に花粉を払い、手洗いや洗顔を行う

■花粉が多い日は外に洗濯物を干さない

■部屋を適度に加湿して、こまめに掃除する

■空気清浄機を24時間稼働させる

…だそうです。

小さい子供がいれば、気候の良い時はなるべく外に連れて行ってあげたいと思いますよね。
こまめな対策が、子供を花粉症から守ることになるんですね。

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